既設 NC旋盤の近くに供給自動エレベータータワーを設置して専用台と素材入れ篭を設定しタワー内部へ素材を入れた篭を専用台車に乗せて設置する事でセンサー作用により自動稼働及び危険防止の為、スタートボタンを押す事で稼働する、2通りの稼働システムを構築し稼働するとエレベーターが約、2M上昇後、台車ごと傾斜させワークをストックドラムへ排出する構成でドラムからホッパーへ素材が流れホッパーから先は定量を素材移動コンベアに移動させコンベアを改造し道中、素材を1個送出し機構にする事で、ロボットハンドリングステージへ供給する、第１ステージです。

ロボットハンドを NC旋盤供給排出検査ハンド用 及び完成ワーク箱移動用の 2種作成し、ハンドも専用置台設置して自動でハンドチェンジする仕組みを 構築しています。ハンドも弊社専用設計にて対応しております。

供給排出検査ハンド選択したロボットが NC旋盤へ取付供給し NC旋盤の動作プログラム 解析し NC旋盤と連動させる事でNC旋盤扉開閉、設置、 加工、取り出し迄、自動化するシステムを構築致しました。

2台の NC旋盤へ同時供給する事で効率よく機械加工が出来ます。
また、要望にはなかったのですがより良い自動化システム提供の為に、切粉等の付着物の除去もエアーブローステージを設けて除去する事が出来る工程も追加しました構成となっています。（動画の14秒～）

ワークを借り置台に置きロボットハンドを方向転換する為にハンドを持ち替えて検査用ステージへワークを移動させ、穴精度検査をする工程です。穴検査は指定寸法ゲージを専用設計製作しスケールシリンダーを用いて測定する高精度検査を構築しました。
（開発中の映像です。）

検査後、良品・不良品を客先様にワーク入れる専用枠仕切り付箱を同形状箱を良品用、不良品用を数十個ご用意していただき良品箱と不良品箱は定位置へ設置してロボットが各箱の枠内定位置へ入れ行くシステムとなっています。
専用箱は予め加工開始前に指定定位置へ置いていただきますが良品完成数の方が多いので良品箱は自動箱入替機構を構築し指定定位置に専用台車 2台設計製作しで、1台は台車のみ、もう一台は空箱を完成品数量分を専用台車に積み上げて置いていただき一番上の箱にロボットが仕切り枠の定位置へワークを入れていき 1箱が全て詰め終わると入れ忘れ検査もロボットカメラで枠内全数検査して抜けがなければ、もう 1台の台車へ完成品詰完了箱を、箱専用ロボットハンドに持ち替えて箱を移動させ予定完成数量迄、この動作を繰り返し完成品ワーク箱詰め迄も自動化しましたシステム構成としております。

上記工程で素材供給 ⇔ 機械加工 ⇔ 穴検査 ⇔ 良品・不良品箱詰め迄を自動化するシステム構成となりご要望通り無人化、供給排出、検査迄対応している事で導入後、大変ご満足していただいております。