導入事例
INTRODUCTION EXAMPLE
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手作業のミスを劇的改善 不良品流出ゼロへ
ロボットハンドによる
自動バネ入れ装置
産業機器部品組立工場 様
不安定なバネ挿入の難しさ・見落とし、極小のバネの絡まりによる効率低下をなんとかしたい。
これまでお客様の現場では、手作業によるバネ入れ作業を部品挿入後のネジ締組立にいたるまで、一人の作業者様でこなされていました。しかしバネは不安定であり、挿入時の落下・挿入忘れ等、品質不安定及び組立効率の改善が求められました。そこで、ロボットを採用したバネの自動挿入化をご提案しました。
品質改善の施策
ロボットハンドの先端に検査用カメラを設置し、確実に指定場所に指定数量が挿入されているかを、挿入後に挿入動作と同じ動作で検査して良品時は完成品として送出し、不具合時は未挿入部位に再度挿入するシステムを構築し、バネ未挿入不良を防止し不良品流出ゼロを達成することができました。
作業効率改善の施策
導入前は作業者様が手作業にて部品箱から極小バネを取り出していました。しかしバネが絡み合う事もあり、取り出し時間も必要以上に掛かっていました。
さらに取り出し後、小径穴に挿入する難しさから挿入にも時間掛かっていましたが、「バネほぐし機」と「パーツフィーダーの周辺機器」の採用で容易にバネ 1個を取り出すことに成功しました。
1個ずつの供給機構にしてロボットハンドでバネを掴み、挿入位置確認も高精度カメラで位置決めするので容易に挿入が可能になり作業時間が大幅に削減される結果となりました。
これまで1個当たりに手作業で1分20秒前後要してましたが、システム導入後はわずか 25秒で対処出来る事から、約 1/4 時間へ短縮となり生産性が格段に向上しました。
バネ入れロボ 動画
品質UP | 不良品流出ゼロ |
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作業効率UP | 1つあたりの組立時間 1分20秒 → 25秒 全体でかかる時間を 約1/4に削減成功 |
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